「リッチミルク」・・
それはGelateria72の確固たるNo.1フレーバーです
老若男女問わず皆様からたくさんご注文をいただきます
今回は、リッチミルクを作る上で欠かせないアリマン乳業さんと黒木牧場さんについて書いてみたいと思います
早速ですが、Gelateria72のリッチミルクに使われている牛乳は改めてお伝えするまでもなく、宮崎県川南町のアリマン乳業さんから仕入れております
なぜ、アリマン乳業さんなのか??
それは、「生乳本来の美味しい牛乳の味を届けたい」という思いから「低温殺菌製法」を取り入れているからです
低温殺菌製法とは65℃で30分かけてゆっくりゆっくりと有害な菌だけを殺菌する方法です
そうすることで、スーッと口当たりがよくて生乳に近い美味しい牛乳になります
しかし、低温殺菌製法を取り入れている乳業さんは九州に2箇所しかありません
なぜ、美味しく作れるのに低温殺菌製法を取り入れないのか・・・
その理由は、「製造するのに時間がかかる」・「賞味期限が短くなる」この2つがあげられます
特に製造するのに時間がかかるということは大量生産ができません
一方でコストがかかるので値段が高くなってしまいます
値段が高くて賞味期限が短いとなると生産者は二の足を踏んでしまうのも無理はありません
それでも、アリマン乳業さんが低温殺菌製法にこだわっているのは冒頭お伝えした通り
「生乳本来の美味しい牛乳を届けたい」という思いがあるからです
そして、この話はさらに深くなります
アリマン乳業さんが作る牛乳は川南町の黒木牧場さんの生乳を使っています
なぜ黒木牧場さんなのか?
それは、私たちが直接黒木牧場さんに伺ってその理由を知ることができました
私たちが初めて伺った時、車を降りた瞬間『あれっ?牛さんどこ??』
牧場に来たのだから、牧場らしいにおいがするのを覚悟していたのですが、ほとんど匂いはありません
でも見渡してみれば、そこにはたくさんの牛さんの姿がありました

黒木さんによれば、こまめな清掃によって過ごしやすい環境を整えていることはもちろん、
何より食事に並々ならぬこだわりがあるとのことです
そのこだわりは与えるエサを育てる畑の土造りから始まっているそうです
それって酪農家だけではなく農家でもあると思い、想像をするだけで絶句している私たちを見て
『大変なんだ〜』と苦笑いする黒木さん…
でも牛さんを見つめる目がとても優しくて、牛さんへの愛を実感した日となりました

他にも牛さんが快適に過ごせるように
鎖につなげることなく牧場を自由に歩き回れる環境を作ったり、
宮崎の暑さに耐えられるように風が全体に行き渡るように特殊な大型扇風機を取り入れたり、
驚いたのは天井から巨大タワシがぶら下がっていて、牛さんの背中を掻く装置があったりと・・
私たちが使っているトロントロン牛乳はこんなにこだわりの詰まった牛乳であることを改めて実感するのとともに
これからもGelateria72 が扱う牛乳はアリマン乳業さんしかないと確信しました
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